• 求人
    業  種:
  • 医療・介護・福祉

事業者名:特定非営利活動法人CoCo

この町で自分らしく生きてゆけるように、個々の心を大切にしてゆきたい

荒神山公園に向かう手前の道を左に折れ、坂を上ると自動車教習所の向かい側に見えて来ます。

はじまりは、西小学校の特別支援学級に通う子どもの親と先生が協力し合ってつくった子育てサークルでした。

当初は、お母さんたちが交代で預かっていましたが、仕事を持つお母さん達にはとても大変な事でした。

そんな草の根的な助け合いから出来たのがNPO法人CoCoです。

 

今回、スタッフを募集しています。

自分の得意な事や趣味を活かしながら一緒に働いてみませんか?

「障がいを持った方々や子どもたちの生活をサポートし、様々なイベントや放課後・余暇の活動を通して利用者の方々と触れ合っていただくお仕事です。平日の朝は、学校へ通う前の子どもたちの支援からはじまります」

働いているお母さんや、どうしても家庭で介護できない方の一時支援というかたちでスクールバスのバス停まで、送迎に行きます。

「子どもたちを見送った後は、支援計画を立てます。子どもたちのいまの姿をありのままにとらえ、そこから先、将来どのような生活につなげていくと、豊かな人生が送れるかのプランを立てます」

今現在取り組みたいことは、たくさんありますが、全てが取り組めるわけではありません。

時間や資源にも限りがあります。

そのなかで、いま取り組める一番、最良なプランは何かを考えます。

プランが、ご本人の意向とあっているか確認します。

また、ご家族ともよく話し合います。そして、スタッフにも同じ情報を共有して、支援に取り組みます。

 

「ある小学生の女の子は「将来、アイドルになりたい」という夢を伝えてくれました。私たちは、その夢を応援することにしました。まず、アイドルになるには何が必要かを女の子と一緒に考えました」

その子は、アイドルを漠然として捉えているだけで、なかなか分からないようでしたが、女の子の友達が「歌や、ダンスを踊る人」というと、うんうんとうなずき、夢への第一歩として歌とダンスに取り組むことにしたと言います。

「AKB48のフォーチュンクッキーのダンスをYoutubeで検索して、一緒に見てみました。世界には同じように、ダンスを踊っている人がたくさんいることが分かりました。ダンスの踊り方を教えてくれているサイトもみつかり、さっそく友達を集めてダンスの練習をはじめました」

女の子がアイドルになれるかは分かりません。

将来、ずっとアイドルになりたいと思っているかどうかも分かりません。

だけれど、ご本人の希望や夢に寄り添って、ともに歩くことで、今日よりも輝く明日につながるような支援をしています。

 

「子どもたちと一緒に、歌やダンスに取り組む中、スタッフからバンドを結成しようという声があがりました。そのスタッフは、学生時代からドラムをやっていたのです。これはいい、とメンバーを募ったところ、音楽療法を学んでいた女性スタッフが、ぜひそれを活かしましょうと、さっそくバンドメンバーになりました」

先日、松本で行われたイベントでバンド演奏を披露していましたね。

地元から、たくさんの方々が集まる大賑わいのイベントで驚きました。

ボーカルをつとめていたのは車いすの男性でしたね。

 

「はい、スタッフ以外のボーカルになってくれた大人の方も加わり、今では、外部の地域のお祭りに参加するなど、バンド活動も広がっています。私たちと一緒に、子どもたちや、地域で困っている方に寄り添い、ともに働ける方を募集しています」

あなたの趣味や特技も現場で役立つ仕事です。

あなたの自分らしさも発揮し、自分たちの得意分野を皆で持ち寄って、より良い施設・地域を一緒に作りませんか?

料理が得意な方、スポーツが好きな方など、あなた自身も楽しみながらお仕事が出来ると思います。

 

勤められてから10年になる理事長の井口 萌(いぐち はじめ)さん。

こちらへ来る前、知人の紹介で障がいのある子どもを預かる福祉施設で2年程のアルバイトをしていました。

当時、CoCoの理事長をしていた父親から、社員として障害福祉の仕事に就いてみたらどうかと言われ、こちらへ来たといいます。

「もともと父は、西小学校の教員をしてまして“ことばの教室”というのがありました。障がいのある子どもたちが来るイベントだったんですが、僕もよく参加して、みんなと一緒に遊んでました。子どもの頃から日常的に接する機会がありましたから、こうした施設で働くこともまったく抵抗がありませんでした」

自閉症児にみられる才能や個性に注目が集まることがありますが、彼らの持つ個性は、障がいからくる個性ではなく皆が持ってる個性と変わりないと言います。

 

「私たちには、たくさんの選択肢があるんです。でも、ここに通うような子どもたちには、その選択肢が少ないんですよね。だから一つのことに集中する点はあると思うんですが、それは僕たちとさほど変わりない事だと感じます」

でも、文化が違うと言います。ふだん使いの会話が通じなかったりします。

その子その子にあった寄り添いのコミュニケーションの取り方が必要だという。

こうした施設で働いていると、自分も自閉症的な部分やどこか人と違っているところがあるんじゃないかと意識するそうです。それは、自分を見つめ直すきっかけになるといいます。

 

「ごく普通に生活してる一般の方でも、自閉症とか自閉症スペクトラムの症状を持つ人は、かなり多いとと思います。ADHD《注意欠陥・多動性障害》。これは自閉症スペクトラムのひとつなのですが、注意欠陥は自分の中にすごくあると思います」

ADHDの症状としては、特定の物事に注意をとめておくことが難しく、課題に取り組んでもすぐに飽きてしまう特徴がある一方で、義務を果たそうとする、新しい物事を学習する、などのとき意識を集中し整然とやり遂げることが困難なことが多くあります。

また、衝動性の面では、外界からのさまざまな刺激に対して無条件に、反射的に反応します。

短絡的な反応を抑えたり、行動に移す前に考えたりすることが難しく、不注意なことを言ってしまったり、急に怒りを爆発させたりします。あえて危険なことをしてしまう。過剰な収集癖といった衝動性も認められます。

 

「ここに通う子どもたちの自閉症の症状は、極端に現れたものですが、我々の中にも共通する部分って少なからずあると思います。障がい者と健常者の間にあるそのグレー部分の共通項は、世間からの偏見を取り除くひとつの鍵になるものと感じています」

現代は、少子高齢化社会から高齢社会へ進んでいます。

また待機児童の問題、職員のなり手がないなど様々な問題があります。

そんな中で、こうした障害者施設や福祉施設で働く人からメッセージは、とても重要じゃないかと感じます。

「この度、たつのしごとに掲載されたのを見て、少しでも福祉の世界に関心を持ってくれる人が増えてくれると、とても嬉しいですね」

 

「これからの時代には、成果主義よりも貢献主義が大事だと思うんです。」

というのは、事務局の遠藤 学さん。

「家には障がいのある兄がいるんですね。これからどんな風に生きて行こうかなんて考えてた時に、家から一番近い塩尻の事業所でボランティアを始めたんです」

それまで障がいを持つ兄と、どう向き合って良いのか分からなかったという遠藤さん。施設ボランティアを通して、障がいと向き合う模索がはじまりました。

「 “寄り添うこと”の本来の意味を模索してゆくことは、本当に大事なこと。大人って凝り固まった意識で生きていると感じます。現場では、様々な個性を持つ子どもたちへの寄り添いが必要不可欠です。日々、勉強ですね」

これまで以上に地域交流できる施設を目指したい!

様々な福祉団体と協力し合って、積極的にイベントを催しています。

イベントには地域住民の方々が、たくさん集まります。

 

「子どもたちが作ったお菓子を来場したお客様に食べてもらったり、一緒に楽器に触れてみたりするのは、とても良い事だと思うんです。現在、塩尻の事業所で企画している共同イベントなんですが、ほんとうにたくさんの団体や地域の方々がお手伝いをしてくれるんです。いつか辰野町でも行えたらって思っています」

昨年(平成27年)から導入された、実践型インターンシップ事業への参加を希望されたそうですが?

 

【障害をもった子どもたちとつくる新製品開発プロジェクト】

◆障がいのある子どもたちと一緒に活動しています

◆障がいがあってもなくても、安心して暮らせる地域づくり

◆子どもたち、ひとりひとりの個性に合わせた新しい製品づくり

 

あなたのちからを貸してください!!

この夏、少しだけ社会を良くする製品を開発してみませんか?

「こんな感じで資料をつくったんですよ。地域の人たちと私たちの活動をつなぐ製品があるといいなと考え付いたんです。そんな製品を、一緒につくれるアイデアを考えてもらえたら嬉しいです」

「これまで例のない、CoCoブランドなる製品ができればと期待しています。子どもたちが、この町で自分らしく生きてゆけるような、個々の心を大切にした物ができると嬉しいです。まだまだ不安は多いですが、とても楽しみにしているんです」

実践型インターンシップ事業への参加で見えてくるものが、今後の仕事へのやりがいに繋がっていけたらと話してくださいました。

「まだ、参加していただける学生が見つかっていませんので、我こそはという方があれば、ぜひ立候補してもらいたいですね」

福祉施設のこうした積極的な取り組みは、多くの同業者の方々の強いはげみになるのではないでしょうか。地域の人たちとのより深い交流を生み、ひとりでも多くの人の理解につながってゆけば嬉しく思います。

  • 会社情報
  • 求人情報
  • 会社情報
    事業者名特定非営利活動法人CoCo
    所在地長野県上伊那郡辰野町赤羽265-1
    電話番号0266-43-2855
    FAX0266-43-2856
    E-mailcoco@cd.wakwak.com
    URLhttp://npococo.org/
    設立年月日平成16年3月1日
    全従業員数40人 (うち男性17人 女性23人)
    主な業種医療・福祉
    事業内容放課後等デイサービス・居宅介護サービス・行動援護サービス
    会社PR

    【担当者よりのメッセージ】
    あなたの趣味や特技も現場で役立つ仕事です。
    自分たちの得意分野を皆で持ち寄って、より良い施設・地域を一緒に作りませんか?
    料理が得意な方、スポーツが好きな方など、あなた自身も楽しみながらお仕事が出来ると思います。

  • 求人情報
    事業者名特定非営利活動法人CoCo
    所在地長野県上伊那郡辰野町赤羽265-1
    電話番号0266-43-2855
    E-mailcoco@cd.wakwak.com
    仕事内容

    放課後等デイサービス・居宅介護サービス・行動援護サービス 障がいを持った方々や子どもたちの生活をサポートし、様々なイベントや放課後・余暇の活動を通して利用者の方々と触れ合っていただくお仕事です。

    通勤場所辰野事業所・塩尻事業所
    給与【時給】850円~ ※研修期間有(勤務開始から60時間/820円) 社員登用制度あり・交通費支給
    昇給実績
    就業時間平日14:30~18:30程度 土日祝9:00~17:00程度 シフト制 ※勤務時間は利用者様の依頼時間によって異なります。
    休日休暇シフト制(週2日程度)
    選考プロセス面接
会社情報
事業者名特定非営利活動法人CoCo
所在地長野県上伊那郡辰野町赤羽265-1
電話番号0266-43-2855
FAX0266-43-2856
E-mailcoco@cd.wakwak.com
URLhttp://npococo.org/
設立年月日平成16年3月1日
全従業員数40人 (うち男性17人 女性23人)
主な業種医療・福祉
事業内容放課後等デイサービス・居宅介護サービス・行動援護サービス
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【担当者よりのメッセージ】
あなたの趣味や特技も現場で役立つ仕事です。
自分たちの得意分野を皆で持ち寄って、より良い施設・地域を一緒に作りませんか?
料理が得意な方、スポーツが好きな方など、あなた自身も楽しみながらお仕事が出来ると思います。

求人情報
事業者名特定非営利活動法人CoCo
所在地長野県上伊那郡辰野町赤羽265-1
電話番号0266-43-2855
E-mailcoco@cd.wakwak.com
仕事内容

放課後等デイサービス・居宅介護サービス・行動援護サービス 障がいを持った方々や子どもたちの生活をサポートし、様々なイベントや放課後・余暇の活動を通して利用者の方々と触れ合っていただくお仕事です。

通勤場所辰野事業所・塩尻事業所
給与【時給】850円~ ※研修期間有(勤務開始から60時間/820円) 社員登用制度あり・交通費支給
昇給実績
就業時間平日14:30~18:30程度 土日祝9:00~17:00程度 シフト制 ※勤務時間は利用者様の依頼時間によって異なります。
休日休暇シフト制(週2日程度)
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