赤羽豆腐店

インターンシップ事業に参加された赤羽豆腐店です。

〈赤羽さん〉
「フューチャーセンターさんの方からこんな方がいますよって、お話いただいて、この時代に珍しいじゃないですか、若い子でお豆腐屋さんやってみたいって、それでまあ経験もないのにお受けすることにしちゃったんですけど。。」

〈松澤さん〉
「赤羽さんの豆腐屋さんを知って、私の方からフューチャーセンターに赤羽豆腐店さんで体験型インターンシップやりたいってお願いしました！」

松澤　葵 さん
名古屋外国語大学　現代国際学部　現代英語学科　４年
インターンシップ期間：2020年8月1日〜2020年8月5日
5日間の体験型インターンシップ

大学2年生のころから
「私も豆腐職人になりたい！！！」

と豆腐職人を目指している松澤さん、やる気は満々でした。

松澤さんのインターンシップの目的として

豆腐職人の現実を知り、抱くイメージの差を埋める！

１．自分に何が必要か？
２．自分ならどんな豆腐をつくりたい？
３．自分は豆腐職人に本当になりたい？

以上の目的により、今回のインターンシップのテーマとしては？

〈赤羽さん〉
「お豆腐職人さんありきで、お豆腐職人さんになるにはどうやっていったらいいのかっていう穴埋めみたいなことですね。だからもうなんでも経験しようってことでうちへも来たし、それでうちの組合を紹介して伊那のお豆腐屋さんにも行ってもらったりしました。それでこのインターンシップが終わった今でもここへ来て機械の洗浄してったりしてもらって、、結構来てるよね？」

〈松澤さん〉
「はい！」

〈赤羽さん〉
「機械の洗浄が結構大変なんですよね。で、その洗浄をやってみたいっていうから2回ほど見学してもらったんですよ。でも、自分でやってみたいっていうので昨日はやってもらいました。3時間掛けて（笑）」

〈松澤さん〉
「それはもうインターンシップとは関係ないんですけど、インターンシップが終わって、その後赤羽さんに伊那の豆腐屋さんを紹介していただいたりだとか、あと個人的なつながりでまた見学させていただいたりしてます。」

大学卒業後は県内の豆腐屋さんに就職が決まった松澤さん。
インターンシップが終わった今でも豆腐屋さんの事をなんでも吸収しようっていうことでいろんなお豆腐屋さんの見学したり、赤羽さんの配達にもついて行ったりとしているようです。

〈赤羽さん〉
「就職すれば就職先でまた一から勉強しなきゃいけないんでしょうけど、それまでにお豆腐づくりの概略とか器械の仕組みとかを、ある程度勉強していきたいってことで熱心に通って来てくれてるんですけどね。うちとしては大助かりなんでよ。」

インターンシップでとても良い関係が築かれたようですね？

〈赤羽さん〉
「一番弟子です。私弟子とったことないので、初めての体験ですよ。」

インターンシップをやってみた感想は？？

〈赤羽さん〉
「もうやる気満々でびっくりしました。本当に大変な仕事なんだけど途中で『大変だなぁ』とかそういうこと言わなくて、楽しそうなんだもん。
一番苦痛な型箱を洗うのが楽しいって言って、楽しそうにやってくれたりで本当に助かりました。」

「朝早い仕事ですが、インターンシップ期間中の製造は基本的に昼間時間をずらしてやったんだけど、でも最初より結局暗いうちから来ていてね、勉強熱心でしたね。」

〈松澤さん〉
「なんか自分はお豆腐屋さんになりたいって思ってはいたんですけど、本当にただの憧れじゃないのかなとかってすごい思っていて、でもこういうの実際現場見れば自分がどう思うかわかるじゃないですか、やっぱ違かったなってなればそれまでだし、でもこういう風に気軽にインターンシップできて、あまりストレス感じることなくインターンシップが終わって。で、またお豆腐屋さんになりたいなって思えたんですが、そういう結果が得られたし、すごい満足してます。」

今回のインターンシップで松澤さんが得られた結果をまとめると。

１．自分に何が必要か？
体力！製造、販売全て体力勝負！

２．自分ならどんな豆腐をつくりたい？
自分の豆腐を食べたい！おいしい！と思われる豆腐！
ある一つの作る工程にとことんこだわりを持つ！
安心安全で栄養価の高い豆腐。

３．自分は豆腐職人に本当になりたい？
絶対になる！

〈赤羽さん〉
「夏場のお豆腐は柔らかめに冷奴向けに作るんで。ただ冬場は今度お鍋用とかのお豆腐が多いんで固めに仕上げるようにニガリの調節とかするんですよ。今が一番柔らかい時。豆腐はなるべく配達直前に切るようにして、その方がやっぱり香りがたつんですよ。」

松澤さんに赤羽さんのちょっとしたこだわりも引き継がれたのかな？？