業  種:
  • 飲食

事業者名:High-Five COFFEE STAND

気軽に立ち寄れるコーヒースタンド

 

辰野町商店街の旧春日薬局をリノベーションし3店舗がここで開業しました。
中に入るとここは辰野町??と思ってしまうようなおしゃれなスペースにちょっと驚いてしまいながら、興味津々な気持ちになってしまいます。

外からもコーヒーが注文できる「High-Five COFFEE STAND」
松本に本店を構える自家焙煎のお店で気軽に立ち寄れるコーヒースタンドです。
2016年の夏に1号店をオープンして以来店舗を増やし、2021年3月に4号店として辰野町にもオープンしました。
オーナーの高木さんは塩尻のご出身ですが、子供のころから川島に縁があって川島によく遊びに来ていたようです。そんな話に親しみを感じながらお話を聞かせていただきました。

 

 

High-Five COFFEE STANDについて

〈高木さん〉
「他の3店舗は松本市内なんですよ。それぞれ一応特徴をつけていて、
『High-Five COFFEE STAND 1号店』が一番ベースになっています。その1号店は自家焙煎の豆の種類が一番多くてコーヒー専門店の要素が大きく、駅前の大通りに面しているということで、町歩きとか芸術館や美術館に向かう道沿いにあるので、そういう時に利用してもらえればと思います。
2号店は松本の中町通りにある蔵造りの建物の2階で狭い場所なんですが『UNDERTONE ESPRESSO』というエスプレッソ専門店としてやっています。」

 

 

「3号店は『High-Five COFFEE STAND 旭店』でOLDIES B GOODIESというダイナーと一緒にやっていてランチのドリンクをうちが提供して、食事はOLDIESが提供しています。
他のお店と一緒の空間でやるという、辰野店をつくるにあたり参考になったかたちでもあります。
そこでここが4号店の『High-Five COFFEE STAND 辰野店』ですね。
ここもコーヒー屋だけじゃなくて、アパレル、雑貨のRocaltusさんと美容雑貨のKaymaklıさんが一緒に入って色々と購買動機があるお店です。」

 

 

どうしてこの場所に?

 

〈高木さん〉
「松本に4店目との考えもありましたが、同じ市内ですとちょっとモチベーションが正直どうかなってところで結構悩んでいたところ、Rocaltusの若尾さんが辰野でポップアップショップを月一でやっていらっしゃって、それに出てみませんかとお声掛けいただいたんです。
それでイベント出店というかたちで、スタジオリバーでやってみたんですけど、それが楽しかったっていうのがまず最初にあって、それで去年の7月から5回くらいイベント出店をやったんです。
イベントは全部水曜日の平日にも関わらずたくさんのお客さんが来てくれたんです。それから色々物件見させていただいてこの場所を見た時に、『なんかいいなぁ』って思ったんです。
1号店がガラス張りの同じような建物ですので、ここの作りを見た時に面白そうだなって結構想像が働いたところがあって、それでここに決めました。」

 

 

辰野の印象ってどんな感じですか?

 

〈高木さん〉
「僕は生まれは塩尻なんですけど。25歳くらいまで本籍が川島だったんですよ。祖母の生まれが川島なのでよく川島には遊びには行っていました。でも商店街まで来たことなかったんです。ですから去年の7月に初めてここに来て、夏っていうこともあって、なんていうんですかね、、伊豆みたいなリゾート地のイメージ。佐久や上田ともかそんなイメージがあるんですけどシーズンじゃないとあまり人が来ないみたいなイメージ。」

 

まさにその通りです。ほたる祭りの時はすごいですけど。

 

〈高木さん〉
「そんな感じの中でも住宅があるわけじゃないですか。そこに普段住んでる方がいて生活されていますよね。
コーヒー屋さんってそもそも、わざわざその店を目的に行くところではないんです。今でこそSNSでカフェを巡ってる方って結構いらっしゃるんですけど、元々の存在意義として近くの人がデイリーに使ってくれることにあると思います。
例えば松本に住めば松本のカフェに行くし、辰野に住めば辰野のカフェに行くという、そのルーティーンに入ってるってことが一番嬉しいことなんです。
東京からわざわざ来ましたっていうのも嬉しいんですけど、観光の人しか来ないっていうよりは、地域の人に来ていただける方が僕は嬉しいなぁと思っていて、そこでやる意味があると感じます。」

 

 

ここへ出店する意味

 

〈高木さん〉
「自家焙煎をやっているのですが、同じ豆を扱ってる店でも焙煎が違えば、やっぱり別の味がするものなんです。味の記憶をどんどん蓄積していくことって結構難しいじゃないですか、日々いろいろなものがありますし。
そういう意味では味でももちろん引き止めたいところですけど、記憶に残りやすい店の雰囲気や、過ごしやすさなど行って良かったっていう事が記憶に残ってもらえればいいなって思います。
美味しければ良いというものでもないし、空間がかっこよければ良いっていうものでものないし、どっちも捨てずにできる所があれば、またどこにでも出店したいと思っています。
ただ、やっぱり辰野の雰囲気が良さそうだなっていうのをポップアップで5回出店を重ねた上で思ったんです。」

 

 

〈高木さん〉
「辰野町は町づくりに対して色々考えて発信している方が多い印象があります。
僕は辰野のことを気に入って辰野にお店を出して、その結果人が増えるっていうのは単純には難しいことだと思うんですけど、それで辰野が面白くなったらいいなと思っています。
今いる人が最後には辰野に帰ってくる、最初に辰野からスタートするなど、平日も休日もとりあえずここでコーヒー飲んでから遊びに行こう、遊んで帰ってきたらここでコーヒー飲んでそしたらレストランへ行こう。そういう風に最初から最後までを別のところで過ごさなくていいような町になったらいいなぁと思いますね。
だから僕は町づくりをどうこういうつもりはなくて、たまたま町に対してプラスになっていればいいなぁと考えています。」

 

 

4店舗あると大変そうですね

 

〈高木さん〉
「店舗をあえて4つやってるのも、ずっと同じお店にいるというよりは、僕もシフトに入る日が楽しみになるように転々としてるっていうのがあります。
1号店に常連さんが一番多かったりするので、月の半分は1号店にいるんですが、もう半分をどういう風に割り振るかということで楽しんでやっています。辰野店には月3〜5日は居ますね。」

 

 

メニューについて

 

〈高木さん〉
「松本はたくさんお店があるので、ちょっと専門性を強めても大丈夫かなと思ったんですけど、辰野は気軽に寄るっていうよりは居心地のいい場所を作る方が必要なことなのかなと思っていまして。松本のお店より席が多く天井が高く、メニューがコーヒーだけじゃなくていろいろなものが飲めるようなお店を作りたいと思ってやっています。
ここの天井は高くしたくて抜いたんです。なかなかこんな天井の高くできる物件はないですね。このガラス張りと高い天井はもうそれだけでかっこいいじゃないですか!」

 

 

こんなことも、、、

 

「『このお店にまだ入れなくて』っていうことを聞くんですね。
なんかこのお店に入るのが怖くてみたいな。おそれず突っ込んで来てくれれば3店舗のスタッフがそれぞれあたたかく迎えますから。」

 

確かにお店に入ると居心地よく、店員さんの優しい声掛けにほっとします。
もし、入りずらいとしてもまずは外から気軽にも買えますね。

 

「そうですね、幅広い年齢層の方がコーヒーを注文して買って歩いて帰って行くんです。結構そういう方もいるので本当にそれは辰野ならではかなって思っていますし、だからこそ、ここにお店を出した甲斐があったなと思っています。」

 

 

 

  • 会社情報
  • 会社情報
    事業者名High-Five COFFEE STAND
    所在地〒399-0421 長野県上伊那郡辰野町大字辰野1710-6 Equinox STORE 内
    電話番号090-2474-2927
    FAX0263-87-4574
    E-mailtetsuhito1986@gmail.com
    URLhigh-five-coffeestand.com
    設立年月日2021年   3月   20日
    代表者名高木 徹仁
会社情報
事業者名High-Five COFFEE STAND
所在地〒399-0421 長野県上伊那郡辰野町大字辰野1710-6 Equinox STORE 内
電話番号090-2474-2927
FAX0263-87-4574
E-mailtetsuhito1986@gmail.com
URLhigh-five-coffeestand.com
設立年月日2021年   3月   20日
代表者名高木 徹仁
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