- インターンシップ
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株式会社アイ・コーポレーション 辰野営業所
生活するうえで欠かすことのできない「衣」「食」「住」の中で、住に関するあらゆる事業を展開している岡谷市の企業、株式会社アイ・コーポレーション。「幸せで健康なアメニティータウン」をつくるために、常に技術革新への対応を図りながら多様化社会に貢献したいと考え、自分の夢や目標に向かって働くことの意味や価値と自分の可能性を見つけだす会社像を目指している会社です。
アイ・コーポレーションがインターンシップ事業に2度目の参加です。
今回インターンシップ生として受け入れたのは
中村 はつき さん 山口県立大学 国際文化学部 3年
インターンシップ期間:2020年10月1日〜2020年10月31日
中村さんのインターンシップ志望動機は
「今大学3年生で将来は地元に帰ってきて就職したいと考えているので『地元で働くということを体験したかった』からです。
また、アイ・コーポレーションへの志望動機としては、学校で防災のことに取り組んでいたので防災のことができるという事と、、地域に根差した活動ができるというところに惹かれました。」
今回参加した事業は
①「sonae」という防災事業
②「HIRAMEKI」という海上コンテナを活用した居場所づくり事業
それぞれのプロジェクト名として
①住民参加型体験型の防災教育(ワークショップ、防災キャンプ等)
②HIRAMEKI 海上コンテナ を活用したこどもの居場所とコミュニティーづくり実践
そして、最終ゴールの目標として
「海上コンテナの活用方法を考える」を目指します。
海上コンテナの活用法として今回2つのアプローチ方法を提案しました。
1.コンテナ+防災(備蓄)
2.コンテナ+居場所(地域の子供やお年寄りなど人の集まる場所を作る)
以上のことにより「地域の居場所作り」と「地域の防災」に取り組みました。
[リサーチ]
地域の居場所作り
一般の方へのアンケートと各区の区長さんをはじめとした区のキーマンとなる方へ取材をしました。
一般の方へはGoogle formを活用して「居場所について」と「防災について」を同時にアンケートを行いました。
10月7日から開始し、29日の時点で117名の方にご協力いただけました。
また、一般の方へのアンケートとしてフューチャーセンターで行われる「えんがわマルシェ」(10月17日、24日)にてシールを使ったアンケートと模造紙に地域の方の意見を書いてもらう場を設けました。
辰野町内の各区の方へも居場所作りについて伺ったのですが
・そんなにピンとこない…
・建物を建てるお金がない…
・建物の管理ができない…
など、ネガティブな声が多くでましたが一方では
・集う場所。子供が遊ぶ場所。公園など。
・気軽にお茶が一杯飲めるような、公民館の小さいもののような場所が欲しい。
という意見もありました。
地域の防災
一般の方へのGoogle form アンケートで防災への興味がある人は93%いましたが備蓄をしないという人が38%いました。
理由として
・何をすればいいかわからない
・今は準備しなくていいと思うから、時間が無いから、必要性や重要性を感じないから
・お金がかかるから
以上の結果からこちらから備蓄の種類、方法を提案したりして危機感を持ってもらえる様になにかイベントを行う、また、お金が掛かるについてはローリングストック、百均の活用などの提案が必要なのかと思いました。
また、Google formでは以下のことについても質問しました。
•市町村や区に防災の政策で求めること
•市町村や区の備蓄について
•避難する時に心配なこと
•新型コロナウイルス感染拡大の影響
•防災や災害に対する興味・関心
Google formのデメリットとしてインターネットを気軽に使える人であったりとか学生が多かったり回答者に偏りがでてしまったので紙媒体を使用して辰野町の「茶の間」にてアンケートも行いました。
数は少ないですが70代くらいの方たちにお答えいただき、防災について心配なことは「一人では避難できない」「交通手段がない」といった意見が多くあることがわかりました。
その他に、町役場の危機管理係長の井出さんと危機管理係の白鳥さんからは
「一番は住民の防災に対する意識を上げたい」
など町の防災に対する考え方、備蓄等について聞くことができました。
そして辰野町17区全てを取材をし、区の悩み、心配事として以下があげられました。
また、区から住民への要望として以下があげられました。
•普段からの助け合い、ご近所付き合いを大切に
•防災への意識を上げ、個人での準備をしてほしい
今回の取材により、区として現状の把握、また取材を受ける準備として区の防災について調べていただいた事により意識が防災に向いたのではと思いました。
[提案]
1、防災備蓄コンテナの提案
コンテナ、防災倉庫の面としての提案としては、やはり防災倉庫が欲しいという区もありました。また安全な避難所がないので避難所を作ってそこに備蓄が欲しいという区もありました。
備蓄の管理についても、管理が楽だったり管理する側の人が何をすればいいのか明確になっているような備蓄ができたらいいと思います。
2. 勉強会(防災セミナー)の提案
勉強会を区で開きたいという声が多くありました
•防災勉強会
•避難訓練のサポート
•地区の祭りでの防災食試食 平出
•支え合いマップの活用法
3. 居場所の提案
•人が集う場所、子供が遊べる場所
•気軽にお茶が一杯飲めるような場所
防災とかとは関係ないですが辰野町は移住を結構推進しているので、その移住の人が来るのに一旦住めるような簡易的な宿泊所としての活用したらどうかという声もありました。
4. SNSの活用の提案
「sonae」「HIRAMEKI」の認知度をあげる為にFacebook、Instagramの活用もしました。Facebookは元々ありましたが、Instagramは今回のインターンシップで立ち上げました。このまま引き継いで区や町への介入を進めていって欲しいです。
〈中村はつき さん〉
最初は地元で働く意味とかを知りたくてインターンシップを始めたんですけど、私は伊那市出身で辰野町のことは本当に全然知らない状態で始めてやっていくうちに辰野町にはすごい面白い人がいっぱいいるし、どこにいてもそのやりたいことが楽しくできるんだなという風に分かったので、なんか逆に視野が広がったかなと思います。
取材だったりだとかアンケートにご協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。アイ・コーポレーションさんの方にも役にたったか分からないんですけど、受け入れてくださってありがとうございました。
フューチャーセンターの皆さんもサポートしてくださって、活動の幅が広がったかなと思います。本当にありがとうございました。
〈花岡社長〉
はつきちゃん本当に一ヶ月間どうもお疲れ様でした。
最初色々と進めていくにあたって、どういったことをゴール地点として考えたらいいのかっていうところからスタートして参りました。
地区のことやまたマルシェでの扱ってるものをうまく活用してですね、お客様とのやり取りをとられた姿は素晴らしいなと改めて感じました。
私たちは防災についてビジネスとして成り立つかどうかというところではなくて、最初の段階ではとにかく『安心と安全を作ろう、その為に必要な材料を私たちが提供しよう』というところからスタートして参りました。
そういった中で、皆さんに色々とお手伝いをしてもらって市場の調査、リサーチをしていただいたということで、とても感謝しております。これからも辰野町さんと協力し合いながら今回のリサーチの部分、または地区がどういった問題を抱えているかっていうところをきちっと整理して継続的に進めていきたいなと思います。本日は本当にありがとうございました。
〈宇佐美 様〉
はつきさんお疲れ様でした。今回、皆様にお集まりいただきまして、はつきさんの発表を聞いていただきありがとうございます。
私はリノベーション事業部という事業部の中で普段は建築関係、リフォームだったり解体関係の業務をしながら防災の事業の方にも取り組ませていただいております。
今までなかなか防災の分野はビジネスとして確立してないような事業だと思うんですけど、ビジネスに確立できれば若い方など幅広い世代の方に、また継続的に地域に役に立つ事業になると思いまして、取り組ませていただいております。
そうは言っても一般の民間の企業が行政だったり町の方のところには営業的な形になってしまうので入れない中で、はつきさんが今回特にリサーチの部分でキーマンとなる区長さんや町の方、また一般の方とも実際にコミュニケーションをとって時間遅くまでまとめていただきました。
当初はリサーチの方もどこまで出来るかなって話していたのですが、なんとか全部、各区周りきっていただいた頑張りに本当に感謝いたします。
今回は提案という形でここまでまとめていただいてます。これからは私たちアイコーポレーションのスタッフと協力して、やはりこれを継続していくことが私どもの使命でもあります。是非、地域のため、また会社としても継続してこういったビジネスが一つのモデルとして続くようにしてきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
はつきさんは今回の経験をきっかけにいろんな視野が広がったという話だったり、フューチャーセンターの皆さんにいろんなご協力いただいてまだこれからもいろんな繋がりが持てると思います。
伊那に戻っても辰野含めてですが地元に貢献していただければと思います。
私は普段岡谷にいたり結構営業で飛び回ってる中、フューチャーセンターの皆さんには普段からアドバイスやご協力いただきましてありがとうございました。
是非ですね地元の防災また地域の繋がりというところを、私どもも展開していきたいと思いますのでまたご協力をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
- 会社情報
会社情報 事業者名 株式会社アイ・コーポレーション 辰野営業所 所在地 〒399-0512長野県上伊那郡辰野町大字上島川島渡戸1291-2 電話番号 0266-24-0110(事業本部代表) FAX 0266-24-0712(事業本部代表) E-mail ai-idei@aiclean.com URL https://www.aiclean.com 設立年月日 1990年9月 資本金 4000万円 代表者名 花岡 毅 全従業員数 170人(内、男性78人、 女性92人) 主な業種 ・環境リサイクル事業 ・ビルメンテナンス事業 ・ダストコントール事業 ・リノベーション事業 ・クリーニング事業 ・防災用品やコンテナ活用のご提案事業 事業内容 一般・産業廃棄物などの収集運搬及び処理業務、ハウスクリーニング業務、ビルメンテナンス、マット・モップの交換、住宅などのリノベーション・リフォーム、防災用品の販売・コンテナ活用のご提案 会社PR 株式会社アイ・コーポレーションは、暮らしのさまざまなお手伝いを通じ、地域で生活するみなさんの「きれい」や「快適」をサポート。
地域密着企業ならではのレスポンスで、お客様のご要望に迅速に対応いたします。法人、個人を問わず、生活のあらゆるシーンに「きれい」「快適」「素敵」を。建物の管理も総合的に行います。
- 会社情報
事業者名 株式会社アイ・コーポレーション 辰野営業所 所在地 〒399-0512長野県上伊那郡辰野町大字上島川島渡戸1291-2 電話番号 0266-24-0110(事業本部代表) FAX 0266-24-0712(事業本部代表) E-mail ai-idei@aiclean.com URL https://www.aiclean.com 設立年月日 1990年9月 資本金 4000万円 代表者名 花岡 毅 全従業員数 170人(内、男性78人、 女性92人) 主な業種 ・環境リサイクル事業 ・ビルメンテナンス事業 ・ダストコントール事業 ・リノベーション事業 ・クリーニング事業 ・防災用品やコンテナ活用のご提案事業 事業内容 一般・産業廃棄物などの収集運搬及び処理業務、ハウスクリーニング業務、ビルメンテナンス、マット・モップの交換、住宅などのリノベーション・リフォーム、防災用品の販売・コンテナ活用のご提案 会社PR 株式会社アイ・コーポレーションは、暮らしのさまざまなお手伝いを通じ、地域で生活するみなさんの「きれい」や「快適」をサポート。
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