株式会社クレオ

株式会社クレオがインターンシップ事業に参加しました。

インターンシップ生として参加した学生さんは2人です

和田 康太郎 さん
立教大学 経営学部 国際経営学科　1年
インターンシップ期間：2020年8月17日〜2020年9月17日

里山 遥香 さん
立教大学 経営学部 国際経営学科　1年
インターンシップ期間：2020年8月17日〜2020年9月17日

新型コロナの影響により今回はリモートでのインターンシップとなりました。

今回クレオからのインターンシップでの課題として

「生活者と企業の結合」
①生活者への深い理解から生まれる価値の創造
②モノ・技術への深い理解から生まれる仕組みの創造
③事業・サービスへの理解から生まれるビジネスの創造
＝生活者と企業の間に新しい関係価値創造し、市場に新たな仕組みづくり

その課題に対して学生から「実店舗型通販サイト」の提案いただきました。
・サイトに訪れる生活者が色々な店を見回って引き込まれるような場所
・リアルに近い感覚が持てるEC サイト

EC サイトの立ち上げプロジェクト遂行
〜行政との連携を目指す〜

特徴として
・日本のど真ん中「信州辰野町」のお店や商品を一つのサイトに集結
・お店の人と直接話せるZoom 機能で つながり や 出逢い を大切に
・それぞれのこだわり が伝わる紹介記事
・商品の完成過程やメッセージをまとめたビデオ で安心を見える化
・店舗別決済によるのんびり としたお買い物
・未経験も出店を始めやすいサポート オプション

サイト名の提案として二人より60近くのサイト名を提案いただきました。

その中より辰野という町やそこで店を営む人との出会い、繋がれるサイトというイメージが湧く「一期ー会」という四字熟語にあやかって考え出された
タツノイチエ（辰野一会）に決定しました。

そして、ロゴマークの制作も20以上の提案をしていただき、幾度も検討、修正を重ねてロゴマークが作り出されました。

辰野町との出会いがとても大切なものとなる思いを込めたロゴマークです。
町の様々な魅力を発信し、 このサイト内での買い物がきっかけで、人と人との繋がりをしっかりと結んでいきたいという思いを込めています。

ミーティングを重ねるたびにサイト立ち上げの課題が解決され、また、次々と新たな課題も生まれていきましたが、和田さん、星山さんが次々と解決してくれました。

企画書作成
•出店事業者向け企画書を作成
•サイトの目的から構成、プラン内容や料金を言語化＆具体化

サイトのニーズ調査
Google formを活用してリサーチ

WEB作成
サイトテンプレートの決定後のシステムの考案、編集を担当してもらいました。サイトの制作は大変だったと思いましたが、和田さんが担当し希望に添う形にかなり近づけてくれました。
和田さんの感想として「か、な、り、難しかった」。

チラシ作成
星山さんが担当し出店者を募集するチラシを作成しました。最初からかなり完成度の高いチラシでしたが改良を重ね仕上げました。
星山さんの感想として「伝えたい情報を整理することができた」。

営業準備
出店事業者様向け企画書作成
出店規約や契約書作成

活動最終目標の変更
当初ECサイトを自社で最低限の費用で作成し、運営までを行うことを考えていましたが、決済方法がシステムの問題で企画していたものにできない！という問題が発生しました。
急遽、行政に委託してもらうという形にしたら、、と考え活動最終目標が
「行政委託実現に向けてのプレゼン」に変更となりました。

残り少ない時間の中、行政に対するプレゼンテーションに向けての準備をすすめ、インターンシップ報告会の後、行政へのプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは「農家の方」と「買う人」を二人で演じるシーンを交えながらこのサイトについての説明を進めていきました。

和田さん、星山さんの報告会より———————————————-

•決済システムの問題は、サイトテンプレートを選ぶ時点でしっかりリサーチしていれば防げるミスであったため悔しい

成果
提案が形となって実現したこと
•ロゴやキャラ、様々なツールの原案採用
•ECサイト「タツノイチエ」のデモサイト完成
•企画書や営業ツールの完成
•サイトのニーズ調査
•行政に向けた提案プレゼンの実施

インターンに挑戦してみて
業務面
•オンラインでの密なコミュニケーションの重要性
•企画を関わる様々な人の立場から考える必要性
•課題の発見→課題の解決”の繰り返し

個人面
•作業のメリハリと集中力
•優先順位をつけて効率良く取り組む力
•視野の広がり
•働くことで得られるものの大きさ
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今回の二人の提案に向け確実に実行していく場合、本来であれば半年以上の時間を掛けて進めていくものですが、なんとか期間内にできるだけの形にしたいと無理をして進めてきました。
しかし、和田さん、星山さんの提案力・実行力・問題解決力があまりにも素晴らしく、たった1ヶ月の期間で行政へのプレゼンまで実行することができました。思うような結果を出すことはできませんでしたがクレオにとっても本当にいい経験ができました。
また、今回の経験によりクレオの強み・弱みも明確となり今後の課題も見えて来たように思います。和田さんと星山さんには本当に感謝です！
もし、今回のインターンシップがzoomでなく実際にここでできていたら、、、きっと想像もできないような結果を生み出してくれそうな二人でした。

〈横田社長〉
「株式会社クレオ代表の横田と申します。この度は信州フューチャーセンターの皆様より色々とご指導いただきながら、立教大学の生徒さんお二人を一ヶ月間預からせていただきました。期間がとても短かったのですが、その中では学生さんに教えられることもあり、我々も教えることもあり共に成長した一ヶ月、濃い一ヶ月になったと思います。
とにかく今の報告でもあったように、こういう会社ですのでやることは山ほどありました。それを時間を決めた中でやる、一つ一つクリアしていくってこの姿勢がとても大変な仕事、作業になるわけですけども、それを一つ一つクリアしていくことが早く上がってきて、私どももタジタジでびっくりした次第でございます。
本当に学生さんたちの提案に伴って私たちもとても考えさせられ、今まで気づかなかったことなどにたくさん気づきを覚えされていただいたことを本当にありがたく感謝申し上げます。ありがとうございます。
と言ってここで今真面目に話してますけど、実は結構打ち解けてまして、ふざけたことを楽しいことをちょっと冗談混じりのことをいろんなことをやった一ヶ月だったんですけど、お互いに気持ちがしっかり結びついたなぁと思います。
その中で出たアイディアが今の報告で発表させていただきました結果となっていると思いますので、本当にいい一ヶ月を過ごせたと思います。

〈宮坂さん〉
「クレオの宮坂です。今回一ヶ月というすごい短い中で二人は本当に大変なひと月だったと思います。きっと毎日毎日課題が出て、それに追われて、でも二人とも常に120％ぐらいこなしてきて、能力も行動力もすごいなぁと感じた一ヶ月でした。これで終わりっていうのが寂しくって名残惜しいんですけども、本当にありがとうございました。」