- インターンシップ
- 業 種:
- まちづくり
NPO法人信州田舎暮らし研究所
NPO法人信州田舎暮らし研究所 代表理事の有賀です。
田舎暮らし研究所の課題は、「辰野町沢底地区をもっと元気に!若者や外からの観点でアピールポイントを見出したい!」でした。
そんな中地域が少しでも元気になってもらえればいいんじゃないかなと思い、町からの提案もあり、学生2人に実践型インターンシップとして参加してもらいました。
参加してくれたのは、台湾台北にある國立政治大学から中山くんと、愛知県の南山大学から小塩さん。
一足先に中山くんが7月から参加してくれました。 中山くんは、本当に気さくな性格で地域のみんなの中にグイグイ入って来てくれてましたね。 地域のみんなともすぐに打ち解けて、力を貸してくれました。
小塩さんは8月のお盆前からの参加で、以前から自然に興味があったようで、将来地方への移住も考えているようでね。大学で見かけた辰野町のインターシンップ事業のパンフレットがきっかけで来てくれました。
2人と共に活動して感じたことは、とにかく私たちにはなかった若者の目、今までにはなかった観点からの発想力・それを達成するための実行力がすごく参考になりました。
例えば、ドローンを使ったプロモーションビデオの作成・上映会の提案。 今でこそドローンでの撮影もそれほど珍しくなくなりましたが、当時はまだそれほど目にする機会もありませんでした。
そんななか2人がいい人がいるのでと紹介してくれたのが、映像製作会社「PINTO.」の小口さんでした。
普段見ている風景を角度を変えて見ることで、自分たちの住んでいる地域がまた新鮮に、より魅力的に感じることができました。
今まで縁のなかった人たちとこの地域を結びつけてくれたりと、新たな可能性を見出してくれました。そうした出会いとその人たちの協力によって地域活性化の明るい未来を感じることができました。
プロモーションビデオの上映会後には地域のみなさんが、今後この地域をPRしていくことについてどのような思いでいるのかアンケートを用意・集約してくれて、今後のPR活動の参考資料としてまとめてくれました。
地域活性化といっても、住人の意見を無視しての活性化は意味がありません。こうした機会を設けてくれて、地域の皆さんの本音を聞くことができたのも大きな収穫でした。
地域活性化のきっかけ作りをしてくれた2人。
私たちが抱えていた問題を外から来た2人だったからこそ、地元の魅力を自分たちとは違う目で見て気づき、若者らしい発想で解決の糸口を示してくれた。本当にありがたかったですね。
今、この地域では、次の世代へ伝統行事やイベントなどを引き継ごうと少しずつ動いています。 自分たちが伝えてきた伝統を、何も変えることなく今までのやり方でやり続けるのではなく、若者にバトンを渡して若者が主体となって何も変えることなく若者の観点で行うことで、それがまた地域活性化に繋がっていく。
今年の夏行われた花火大会では、私も一歩身を引き若者に運営を任せましたが、若者の力をとても感じることができました。
それは、インターンシップで中山くんと小塩さんが力を貸してくれたことによって、若者の観点や新しい方法を取り入れることの重要さに気づけたことが大きな要因だと思います。
- 会社情報
会社情報 事業者名 NPO法人信州田舎暮らし研究所 所在地 長野県上伊那郡辰野町大字沢底836番地 電話番号 0266-41-0686 設立年月日 2011年07月07日 代表者名 有賀茂人 主な業種 まちづくり/環境の保全/経済活動の活性化 事業内容 信州のありふれた田舎で暮らす人々が、先人たちが伝え残してくれた知恵をもう一度見直すと共に、里山整備ボランティア事業や田舎と都市との交流事業を進める中で、助け合い、支え合う社会基盤を醸成し、心豊かな地域社会づくり、地域の活性化・地域振興並びに農山村景観の向上に寄与することを目的とする。
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事業者名 NPO法人信州田舎暮らし研究所 所在地 長野県上伊那郡辰野町大字沢底836番地 電話番号 0266-41-0686 設立年月日 2011年07月07日 代表者名 有賀茂人 主な業種 まちづくり/環境の保全/経済活動の活性化 事業内容 信州のありふれた田舎で暮らす人々が、先人たちが伝え残してくれた知恵をもう一度見直すと共に、里山整備ボランティア事業や田舎と都市との交流事業を進める中で、助け合い、支え合う社会基盤を醸成し、心豊かな地域社会づくり、地域の活性化・地域振興並びに農山村景観の向上に寄与することを目的とする。