人とのつながりを大切にしたい

2018年3月にオープンした『京のおばんざい居酒屋 内海』。

京都で居酒屋をされていた経験を生かし、おばんざいを振る舞い、お客様との会話を大事にするお店です。

これまでの経緯などは？

「20年ほど、京都で居酒屋をしてました。まさかまた再度立ち上げるとは思いませんでした。」

どうしてまた居酒屋を始められたんですか？

「やっぱり私、人が好きなんですよね。だから色々とお話聞いたり、仕事からお家に帰る間のオアシスみたいな感じで。横のつながりが増えて、これが人生。うまい酒っていうのは、その場の雰囲気、その時の会話、そしてちょっと出させてもらったうちのおばんざい。今度は辰野の方とご縁をいただけて感謝しています。」

どうして辰野町でお店を開こうと？

「空き家とか古民家を見に行ってみようかってことで初めて辰野町にきました。また商売できたらいいねって思って。お水はキレイで美味しいし、空もキレイで、吸い込まれそうな満天の星空。秋の紅葉なんか、山一面の自然の紅葉でしょ、スケールが違う。この辺はゆったりしてるから、人間らしい生き方できます。」

生まれ育った土地を離れるのに抵抗はなかったですか？

「日本人やから日本の国で一番好きな長野県に来られるチャンスがあったから。」

ここにきてよかったことはありますか。

「ここは全部新鮮。それ思ったら、ここ楽しいですよ。全然退屈しない。」

京のおばんざい居酒屋ということでどんな料理を提供されていますか？

関西は薄味ってイメージがありますが？

「京都は薄味っておっしゃいますが、全部が全部薄味って思われますが、その食材によって変わります。」

お店のこだわりはありますか？

「おばんざいとお客さんとの会話です。食材に合ったお酒を頂いてもらう事です。」

心がけていることはありますか？

「お客さんを大事にすること。それが一番ですよ。そしたらお客さんも店を愛してくださる。」