- 業 種:
- まちづくり /
- サービス
事業者名:馬渕商店
子どもたちに もっと安心安全な暮らしを!
毎日口にする食材、家族のための洗濯に使う洗濯洗剤。 キュウリやナスは形の良いまっすぐなキズのないものを選び、、洗濯洗剤もテレビCMで目にする合成洗剤で真っ白に洗い上げ良い香りのするものを選び、、、本当にこれで良いの??
子どもたちのために、孫のために、もっとみんなが意識し考えなければいけな事がたくさんあるんです。
『馬渕商店』について食の革命プロジェクトの会長でもある代表の馬渕泰太郎様にお話を伺いました。
(食の革命プロジェクトとは ・・・生産(1次産業)から加工(2次産業)、流通・販売(3次産業)まで各分野が連携し、商品の価値を高め、消費者等に提供する取り組みを「6次産業化」と言います。辰野町でも6次産業化の取り組みとして、官民が連携し、地域食材のPRや生産・加工・販路拡大の仕組みづくりをめざし、「食の革命プロジェクト」を進めています。)
「ここは3年前から始めた会社で辰野町の産物を集めてブランド化して売るという仕事をしています。今、従業員は私を入れて4人です。」
辰野町の産物をブランド化というのを始めたのはどうしてですか??
「孫が生まれて日本の食生活そのものをとても危惧していて、今2人に1人は癌になるなんて言うそんなバカな時代はないんで。。 日本では食品添加物が1,500種類とかあって、例えば日本の油の9割はシリコンオイルが入っているんですよ、だからアメリカは日本の油は輸入禁止ですよ。」
え!そうなんですか??!!
「みんなそういったことを知らないで使っているし、今遺伝子組み換えのGMOも全て日本が実験の場になっていて黙って入ってきちゃっているっていう、そういういう状況なんですよ。
そういうのにホント、頭きちゃっているから、、
農薬漬けのものを食べていたら体が悪くなるって決まっていてね、なぜ悪くなるかっていうと野菜に栄養素がないんだから。ミネラル分が入っていないんですよ硝酸値ばかり高くてね。窒素の塩酸カリ巻くもんだからミネラルに必要なマグネシウムだとかカリウムとかが畑にないんだから。
そこで育った野菜を食ったって繊維質だけで一切栄養にはならないんですよ。
そういう現状をみんな知らなくてスーパーだとかコマーシャルイズムに乗っていろんなものを食べているんだけれどもね。
まあ、俺たちはどうでもいいんだけれどもね、自分の孫や孫の子供たちが安心して暮らせるようじゃなきゃ困るじゃないですか、、
ということで始めたんです。
だから我々が今扱っているものは完全無農薬の安心安全の野菜。
他にも色々なものを含めてやっています。
今は松茸が忙しいから松茸屋さんなんだけれど、地域の産物をそこらじゅうに売っているんです。」
そうすると畑の土地作りから??
「そうです土地作りからやってます。いろんな所に話をして有機農家さんを増やしているんです。」
それにしても、ちょっと怖い話ですね、、私たちは知らないでいて。
「日本はマスコミも含めてねあまりにもちょっと、愚かというか消費者に知らせないというか、野放しになっているという現状があるんでできるだけ啓蒙活動も含めてやっているんです。
有機農家さんを一軒でも二軒でも増やしてその小規模農家さんがある程度回っていくというか生活ができる環境を作りたいんですよ。
なぜかって言うと有機野菜は形が不揃いで虫も食ったりでなかなか流通できないんですよ。」
自分も見た目で選んでしまっています。。
「でしょ、日本人の悪いところで見た目で選ぶっていうのは。農協にもそういう指導もあるもんだから、、でも、まっすぐな野菜なんてあるわけないじゃん。野菜にも個性があってね、人間それぞれ違うように野菜だっで個性があるんですよ。そういうのを流通させないと日本はえらいことしちゃうと思うんですよ。
たまたまそういう同じ考えの人たちが日本全国にいるもんだから、ここで有機野菜の農家さんたちと結託して今は名古屋にある旬楽園っていう有機野菜ばっかり扱っている八百屋さんに毎週出荷をしたりしているんです。」
辰野の中だけでなく町外へも出荷しているんですね?
「もちろん!私も全国に友達がいるもんだからね。
例えば松茸も全国へ発送しているわけです。辰野町の産物を紹介してね、要するに辰野町を売ろうと、そういうことも含めて始めたんですよ。」
「もっと凄いことがあって、この装置なんだけどね、この装置がここへ入れておくと鮮度を保って熟成できる装置だもんだからね。」
「今マイナス2度なんですけれど、凍らないんですよこれ。なぜかというと過冷却っていう1秒間に12,000回の振動を与えているんですよ。すると生体内にある水が凍らないんですよ。そうするとチルドでずっと置いておけるんですよ。
だから痛むことがないんです。
例えば、ぶどうが普通の冷蔵庫なら1週間くらいでダメになってしまうんですがこの装置なら3週間から4週間くらい大丈夫、りんごなんか1年持っちゃう。」
「こういう装置を利用して辰野町の色々なものを時期外れに販売したり、色んなことができるんですよ。」
「液体もいいんだよ、お酒とかワインとかね。
我々『食の革命プロジェクト』は食の安心安全についての警護活動とともに色んなことをやっているんですが、その一つにシードルを3年前から、酒屋とみんなで組んでデザインも全部自分たちでやっているんですよ。
『ドラゴン』ってのは辰野じゃん、だから『ドラゴンシードル』ってのを作って、初年度は500本、今年が1,300本、今期が1,800本仕込む予定ですけどね。そうすると三種類のリンゴを使って9月末から順次この装置に入れておいておくんですよ。11月末まで入れて完熟したリンゴと梨を合わせて絞って作るんです。」
「それはとてもとても美味しくて、あっという間に売れて3日間で完売してね。 特にシードルは女性に人気があって、アルコールが8パーセントくらいだからスターターとしては最高なんですよ、だから女性がすごく好んで飲むんです。 ところが最近は男性も飲むようになって、今シードルブームなんですよ。
シードルブームの火付け役が伊那の『カモシカシードル』。そこで絞ってもらえるもんだから、そこに全部お願いしようって訳でね。
それで今年初めて品評会に出して銅賞とったんですよ!
だいたい国内外の2,000社くらいのシードルメーカーが集まったコンペで我々ともう一つが銅賞、カモシカシードルが金賞だったんです。 だからね、ものすごく面白くなってきたの!」
今『食の革命プロジェクト』は何人位のメンバーがいらっしゃるんですか??
「行政も入っているし、農協も入っている、我々のような商社も入っている、それに飲食店組合も入っている。それから生産者が約45名くらいいます。だんだんと増やしてもう少し賑やかくしようと考えてるの、もう年だからやってもせいぜいあと10年だからね。
私は元マブチエスアンドティーの社長、会長やって、今ここやって、一緒にやっている仲間は全員マブチエスアンドティーをハッピーリターンした人たち。ここは平均年齢70歳の会社なんです。」
「やっぱり健康が全てなんで健康じゃなきゃ何にもできないんでね。そこには食が命だから、その食を粗末にしている日本人ってのは、ものすごく不安です。2人に1人は癌だなんておかしいでしょ。だからね1人1人の人たちが自分たちの生活を見直していかないと。ほんとに怖いからね。
徐々にブローのように効いてくるから、間違いなく癌になるから2人に1人が癌になる時代なんだから、それは食が間違っているって言うことに本当に気付いて気をつけないと!」
「今、我々の仲間は学校給食に野菜の供給を始めて、有機野菜つまり無農薬野菜を供給して学校教育に協力しているんです。そういうことを始めてとにかく地域ぐるみでいろんなことを警護してやはり自分たちだけの命だけでなく孫たちの命を守って行かないと。
そういう大切な使命ってあるじゃないですか。大人がしっかりしてなきゃさ。」
本気で考えさせれれます。。
「そうでしょ、例えばね洗濯、洗濯に合成洗剤使うでしょ、あれはね喘息を引き起こすんですよ。
俺の友達も喘息なのがいたんだけど『洗濯マグちゃん』マグネシウムの袋を洗濯機に入れると洗剤いらないんだよ。そうすると何が起こるかっていうと合成洗剤使わないから喘息が治るんだよ。」
じゃ、今喘息の子が多いってのはそこにあるんですかね??
「そうだね合成洗剤の影響はかなりある。だから、みんなそういうことを知らないでいろんな物を使っているんだけど、、自分たちで自分たちの首を絞めているんだよ。知ると知らないでは大違いなんです。だから今合成洗剤を使わない選択を進めているんです。
そういうものを我々のアンテナの中で探して家庭の中で使うものを、できるだけ良いものを安く供給しようってのがここの務めですから。
とにかく自分の周りだけでも固めて置こうと、安心安全なものを供給できる仕組みを作り上げようというのがここでの本当の意義なんですね。
自然な姿に戻さないといけないと僕は思いますね。」
辰野町の「食の革命プロジェクト」の活動が未来の子どもたちに向けて広がっています。
- 会社情報
会社情報 事業者名 馬渕商店 所在地 〒399-0424 長野県上伊那郡辰野町赤羽104-1 電話番号 0266-55-6759 FAX 0266-55-6759 代表者名 馬渕 泰太郎 全従業員数 4人
- 会社情報
事業者名 馬渕商店 所在地 〒399-0424 長野県上伊那郡辰野町赤羽104-1 電話番号 0266-55-6759 FAX 0266-55-6759 代表者名 馬渕 泰太郎 全従業員数 4人