- 業 種:
- ものづくり
事業者名:株式会社 三進精機
辰野町の工作機械製造メーカー
高精度のキサゲ加工にこだわり、ユーザーからの厚い信頼を得る辰野町の工作機械製造メーカーの三進精機です。
就任から2年目の瀬戸社長にお話を伺いました。
〈瀬戸社長〉
「創立が昭和46年、この場所では昭和59年からですから40年弱になります。」
事業内容は?
〈瀬戸社長〉
「工作機械の製造メーカーなんですが、色々な工場で製品を作るための工作機械を製造・販売しています。
どんな種類の機械かと言えば、ロータリー平面研削盤という工作機械を作っているんですが。分かりやすく言うと平面、平らを作ったり加工するための機械ってことです。」
社長にとってものづくりの楽しさとは?
〈瀬戸社長〉
「それはお客さんに喜ばれることですね。ここで作った工作機械によって今までできなかったことが簡単にできるようになったとか。そういうお客さんの声を聞くと嬉しいですよね。」
三進精機の強みは?
〈瀬戸社長〉
「強みとしては、唯一辰野町のメーカーなんですよ。工作機械メーカーという分野に入るんですよね。ですから、車でいうトヨタとか日産とか、そういうメーカーの一つですね。ですから、卸し先としては日本全国、そして東南アジアを中心とした海外になります。
特に高精度のキサゲ加工でお客さんに満足してもらえてます。」
「それと、全て内製化で賄っているところです。細かい部品についても社内で設計、製造を行って機械に組み込んでいくんですが、今年間で大小合わせて20台くらいの生産台数で、1台を作るのに長いもので3ヶ月〜4ヶ月かかることもありますが、それを社員みんなで作り上げていきます。」
この会社への思いや苦労したことは?
〈瀬戸社長〉
「苦労したことは沢山ありますけど、納期に追われたりとかそういう時には徹夜したこともあるし、苦労したことっていうとそういうことしか思い出にないけどね。(笑)
苦しい時はたくさんありましたよ。リーマンも経験したしね。
あの時はやっぱキツかったです。あれは半年後にダメージを受けて、だけど割と回復が早くて半年くらいで回復したから、それでなんとか今に繋がっています。」
新たにチャレンジしてみたいことは?
〈瀬戸社長〉
「チャレンジね、そうだね。チャレンジとしては、日本のメーカーとして大きくなれればいいけどね。」
工場では大きな工作機械が最後の吹き付け作業の準備をしているところでした。
〈瀬戸社長〉
「この機械は3名くらいで2ヶ月半くらいかけてここまできました。」
とても想像がつかないんですが、何もないところから部品を作り出して、組み立てていくと言う事ですよね??
〈瀬戸社長〉
「そうですね。元は鉄の塊でそれを社内で全部加工して細かい部品も作って、ここまでの形にしてきます。」
コロナの影響で社員との親睦も変わってきましたか?
〈瀬戸社長〉
「そうですね、なかなか親睦会とかできないからかわいそうになってて、通常なら毎年6月に社員旅行へ行くんですよ。一昨年はちょうど創立50年だったのでみんなで北海道旅行に行ったんですが、そういうことができなくなっちゃったんですよね。」
しかし、仕事的にはコロナの影響はなかったと瀬戸社長がおっしゃっていました。
社員のみなさんも仕事に対するテンションが落ちる事なく頑張られているのではないでしょうか。
- 会社情報
会社情報 事業者名 株式会社 三進精機 所在地 〒399-0422 長野県上伊那郡辰野町大字平出1946 電話番号 0266-41-0789 FAX 266-41-4586 E-mail sanshin@spg-sanshin.co.jp URL https://spg-sanshin.co.jp/ 設立年月日 1968年 7月 1日 資本金 10,500,000円 代表者名 代表取締役社長 瀬戸克彦 全従業員数 23人(男性 21人、女性 2人) 主な業種 製造業 事業内容 ロータリー平面研削盤 設計・制作・販売
- 会社情報
事業者名 株式会社 三進精機 所在地 〒399-0422 長野県上伊那郡辰野町大字平出1946 電話番号 0266-41-0789 FAX 266-41-4586 E-mail sanshin@spg-sanshin.co.jp URL https://spg-sanshin.co.jp/ 設立年月日 1968年 7月 1日 資本金 10,500,000円 代表者名 代表取締役社長 瀬戸克彦 全従業員数 23人(男性 21人、女性 2人) 主な業種 製造業 事業内容 ロータリー平面研削盤 設計・制作・販売