体験者の声
「自分の将来を考えるきっかけになった」2泊3日のゼミ合宿を通して、日本福祉大学が感じたこと【後編】
実際に今回の合宿で感じたことを、学生のお2人(まなかちゃん、ゆうやくん)に感想をいただきました!
ー2泊3日ありがとうございました!まず最初に、宮國ゼミで学んでいることを改めて教えて下さい。
基本的には、”地域デザイン”をテーマに学生がやりたいことを学んでいくゼミです。これまでのゼミ合宿では、障害分野に関心を持っているゼミ生もいるので、障害分野の施設に見学しに行ったりしました。

(みんなでピザランチ)
ー合宿に参加する前の気持ちはどうでしたか?
私は、合宿前に行われた「どろん田バレー」というイベントに、ゼミの先生と参加しました。みんなより先に一度辰野町を訪れて、色んな方にお会いしました。その時にも感じていましたが、辰野町は「人と人の繋がりが、樹形図になっている」という印象でした。
ー繋がりが樹形図のように見える?
そう。各々が”樹形図”を持っていて、私たちのような新しい人が入ってきた時に、地域の方が先導して繋げてくれ、また新しい樹形図が生まれる。そんな流れを感じました。

(24年度どろん田バレー:https://dorontatatsuno.wixsite.com/doronta)
ー今回は一緒に合宿の内容を考えましたね!どんな思いでしたか?
これまでの合宿は、講話のように話を聞かせていただくという形が多かったです。
今回は、身をもって体験したり、楽しさと一緒に勉強できるみたいな、これまでの合宿とは違うぞ!と、ゼミのみんなを驚かせてやろうというドキドキ感がありました。
ーゆうやくんは、出身校がある町での合宿でしたね。最初参加する前はどんな気持ちでしたか?
参加する前は、「辰野かぁ」みたいな気持ちはありました。他のゼミメンバーと比べたら、比較的に辰野町を知っているっていう立場であって。何も知らないんですけど。でも参加する中で、「あれ、思った以上に面白いな」と感じました。
今までの合宿とは違って、ダイレクトに地域の方と繋がれて、住んでいる方たちからの目線を知ることが出来ました。

(今回の合宿振り返りもDIY中のお店で)
ー2泊3日の合宿の中で、印象的な場面はありますか?
自分は、高校生の時は、学校周辺しか知らなかったです。今回、川島地区まで行って、色々体験する中で「自分たちが、やれることたくさんあるじゃん」と思いました。
2日目の朝には、当初のスケジュールには無かった空き家の持主の方とお話する機会があり、それも印象的でした。
ーまなかちゃんは、印象に残っているのはありますか?
そもそも知らなかった辰野町に、『トビチ商店街』や『&garage』など、「こんな綺麗な場所があったんだ」っていう印象が一番大きかったかもしれないです。

(隣接するイートインスペース)
ー合宿を通して、ゼミ内の雰囲気はどうでしたか?
普段通りのゼミ通りで、素に近い感じでした。いろんな体験が出来たからこそだと思います。飲み会と同じぐらいのテンションで、みんなハイな状態でしたね。
ーみんなのテンションに、コーディネーターの私たちも若返りました。(笑)

(夜ごはんの後は焚火)
ーゼミ合宿を終えて、日常生活で何か視点が増えたり、変わった点はありますか?
普段車を運転しているときに、この地域ではどんな活動があるのかな?とか、想像したりしてます。
今いるところも土地があったり、小学校もあるので、この地域だからこそ出来ることもあるんじゃないかと考えたりしますね。
ーまなかちゃんはどうですか?
辰野町で出会う人たちは、やりたいことを表現している人が多かった。
その影響で、実際に自分の進路を考え直すきっかけになりました。
ー今後、辰野町でやってみたいことはありますか?
自分が所属していたボランティア部は、月に1回病院やボランティアセンターにカレンダーを貼りに行ったり、折り紙教室など、月1でそういった活動をやってました。地域で活動していましたが、今回回った川島地区やトビチ商店街の取り組みは全然知りませんでした。活動している人たちが繋がれる接点を、緩やかに作れるといいなと思いました。

(最後に記念撮影)
ー来年もまた地域の方に会いに来てください!ありがとうございました!